出産のはなし 〜順天堂医院での無痛分娩⑤〜出産当日

予定日近くでも出産兆候は見られず、「予定日超過したら計画入院も考えましょう」と言われていましたが、

実際は予定日当日、早朝からお腹の違和感があり、朝7時頃になると「これは陣痛だ」と思える痛みが断続的に来るようになりました。

間隔は15分程度。

痛みが引く気配なし。

 

最初の出産が、7時間程度と割とスピーディーに産まれてきたので、「今回はもっとスピードが早いかもしれないので、15分くらいの間隔になったら病院に連絡してください」と前回の診察時に言われていました。なので、さっそく病院に電話。

 

「15分間隔ですかあ。前回の診察でも出産兆候はまだなさそうだったので、もう少し時間置いてから来てもらってもいいかもしれません」と病棟の助産師さん。

 

「でも、前回の出産が早かったので今回は15分間隔で連絡するよう言われてまして」

食い下がる私。直感ですが、早く病院行った方が良いと思ったのです。

 

「そうですか。じゃあ、来てください」

あっさり。

 

夫が休日だったのが幸いでした。荷物をまとめ、登録しておいた陣痛タクシーを呼び、夫と長男とタクシーに乗り込みます。

 

台所で長男の朝食用にパンケーキを焼いている途中でしたが、痛みがどんどん強くなって来るので、火だけ止めて、もうそのまま放置して出発。

 

長男はキョトンとしながらタクシーに乗せられ、車窓を眺めています。

 

タクシーに乗っている間も、痛みは順調に来る感じ。痛みが強い時は、喋れなくなるほど。「痛い、ううううう」というたびタクシーの運転手さんは「だ、大丈夫ですか?」と。

 

病院へ着いて、タクシーから降りた途端、なんと破水しました。

そのままタオルを取り出して、よろよろ歩きながら、休日のため裏口から病棟エレベーターへ。ここで、夫と長男に見送ってもらいました。

 

順天堂医院は、病棟フロアは15歳以下の子供は入れないのです。夫は出産に立ち会うことはできますが、長男の面倒をみる人がいないので、夫もこのまま長男とお留守番です。

破水をしたことで、もう病院から家に戻されることはなく(例えば、陣痛が引いたからとかの理由で)このまま入院だと思ったので、とりあえず夫と長男には家に戻ってもらうことに。実家の母に連絡して急いで新幹線に乗って来てもらい、母に長男を預けたら夫にまた病院に来てもらって立ち会うという算段です。

 

一人でよろよろとエレベーターに乗って病棟まで行きました。

内診を受けると、子宮口の開きは3センチ。

なんだまだ3センチか!と思ったのですが、破水もしており、陣痛の波も強いので、

「ここから早いですねこれは」

と言われ、陣痛室をすっ飛ばしてそのまま分娩室に連れて行かれ、着替えてそのままベッドに寝かせられてひたすら痛み逃しをしました。(自己流です)

 

痛みは、「あー覚えてるこの痛み」という感じで、とりあえずまだ耐えられそう。出産の進みをなるべく早くしたかったので、この時点ではまだ麻酔を入れないで大丈夫という感じでした。

 

ただ、この時点でも希望する場合には麻酔を入れることもできるようです。

 

1時間ちょっとくらい、頑張ったでしょうか。痛みがどんどん強く、下へ下がっていくのがわかります。だんだん、痛みの波が来た時には本気で息をしっかり吐かないと、辛くて声が出そうになります。でも、まだギリギリ我慢できる感じ。

 

もうちょっと頑張れるかなー、あとちょっとだけどー、

そう思っていた時にサッと助産師さんが現れ、内診チェック。

 

「あー、よく頑張りましたね、ここからもうお薬入れましょうね、お疲れ様でしたー」

 

 

この時点で子宮口6センチ。

数分ごとに痛みが強くなって来たので、ここで麻酔を入れてもらえる、そう思ったら正直ほっとしました。

ここで(当初おぼろげに想定していた)「やっぱ麻酔なしで大丈夫です」と言える事態には、なりませんでした。あるなら、使います!これが人間(というか、私の)の性です。

 

 

続きます

 

 

 

 

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